若手社員の逃げ場

仕事で辛いことから現実逃避して、気持ちの休まることを書きたいです。

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ドラマ『生きるとか死ぬとか父親とか』における結婚

両親に会うと間違いなく「結婚しないのか」と訊かれる。会わなくてもLINEで訊いてくる。相手がいるし、いずれしようと思っているが自発的に式をあげようという気にならない。この気持ちを自分でも不思議に思っていたが、ドラマ「生きるとか死ぬとか父親とか…

何者かになれる可能性

メディアへの出方がふえてからテレビに知らない人が映る頻度が上がった。毎日のようになにかの分野で1番になった人や動画がバズった人が現れる。芸能人に限定してみてもその数は多いので芸事で売れようとしてる人はさぞ大変だろう。 カメラが追うのは決まっ…

頼みごとを断れない人が頼るべき人

店員さんに横柄な態度をとれる人が不思議である。まるで彼らの過剰な要求が料金に含まれているような態度だが接客業に"迷惑料"なる賃金は発生しないし健全ではない。加えてサービス業につきながら高額なお給料を貰っている人ような品のある人には迷惑客もお…

年老いた人が暴論を使うようになる理由

会社のトイレに入ろうとしたときに改修工事にきていた作業員の方たちの会話が耳に入った。 「娘が高校生でさ」 「高校生ってことは16とかですか?」 ぼくは16歳を若く感じているのに気づき、高校生1年生がちょうど10コ下になることに驚いた。ぼくは26歳だ。 …

AIの恐ろしさとライフサイクル

SF作品におけるロボットは基本的に暴走する。実際のロボット、あるいは機械は、最優先事項に安全を掲げているためにそんなことは起きないし、起こさないために機能を制限している。新興国での技術革新がめざましいのは制限が緩いためである。 機械の暴走も過…

夢の役割は未知の危険に備えるためなんですって

夢の役割は記憶の整理のためだときいたことがある。しかし夢の役割ははっきりとはわかっていないらしい。たしかに記憶の整理をしてあんな支離滅裂な映像をみせられるのには違和感を感じる。 先日、夢についてのニュース記事を読んだ。そこにかかれていたのが…

マキシマムザホルモンが提唱する緊急事態宣言下でも禁じられていないこと

またも東京で緊急事態宣言が発令された。それに伴ってロッキンジャパンは中止するようだ。大声を発することは飛沫リスクがある、と考えてのことだろう。大雨のニュースがやっていたと思ったら今度はこれである。なんだかここ数年トラブル続きだ。この憂さ晴…

大人視点の子ども

とうとう友人のInstagramに子どもの写真が混ざりだした。ぼくはまだ子ども側の人間だと思っていたが大きな断絶を超えて向こう側に辿り着いた者がいるのだ。26歳は大人かもしれないが自分に子どもがいない限り『親』にはなれない。ぼくらのファーストペンギン…

エヴァキャスト男女による完結作との向き合い方

今でこそスマホアプリやユーチューバー同士の"コラボ"が盛んになったが、エヴァンゲリオンはその走りだった気がする。 庵野さんがNHKのプロフェッショナルに出演した際に、命よりも作品が第一だと語っていた。どこかで、いい作品をつくるためにはお金がいる…

アリストテレスに学ぶ老後の備え

月初めに貯金をしている。そうしないとあるだけお金を使い切ってしまいそうだからだ。ほしいものはないのにお金をつかいたい欲求だけがある。ほしいものがないくせになんのためにお金をとっておくのか、と訊かれれば歳をとったときに穏やかに暮らしたいから…

Amazonの創業者ジェフベゾスが語る独自性の代償

クリストファーノーランが監督した映画『テネット』では時間が巻き戻る。ビデオの逆再生のように巻き戻る人と巡行する人が同じ画面で行き交う映像は驚かされた。映画に登場する科学者は時間が逆行する現象を『エントロピーの減少』だと説明した。エントロピ…

吉田博嗣『やすお』が描く多数派の人間

「不気味の谷」という言葉があるように、人間に近い存在が想定を超えるような行動に出るとこわくなる。吉田博嗣さんの描いた読み切りマンガ「やすお」も人間に近しいものの恐ろしさと人間の不可解さを味わえる。 やすおは汎用性のロボットである。基本的な家…

東京事変伊澤一葉が10代に送った言葉

東京事変の曲を聴いたのはアルバム『スポーツ』に収録されている曲のいずれかであったと記憶している。『能動的3分間』か『勝ち戦』か『閃光少女』であろうか。何はともあれアルバムを通して聴いたときに衝撃を受けた。なんのジャンルに含まれるのかわからな…