若手社員の逃げ場

仕事で辛いことから現実逃避して、気持ちの休まることを書きたいです。

休職中の男が書籍に6,000円使って思ったこと

 

 


職場復帰に向けて家で勉強している。今は数学とExcelを学んでいるが、そろそろExcelの方を学び終えられそうだ。代わりに学ぶ書籍が必要だ。候補は英語とアフリエイトPowerPointだ。平日の昼間の書店にひと気はなく、暇そうな店員さんとすれ違った。気まずいので軽く会釈すると店員さんも返してくれた。

 


じっくりと勉強する予定なので軽く前書きと目次には目を通しておきたい。その間にも店員さんが通りかかる。マスクをしているのでさっきと同じ人かよく分からない。保険をかけて軽会釈をする。熟考してたら何度も店員さんがぼくの前を通りかかった。帰りたさもあったが、時間をかけてしまった手前、なにも買わずに帰るわけにはいかない。キッチリいい本を決め切りたい。するとなんだか候補に入った本を買漏らしたくなくなってきた。

 


ぼくは抱え込んでいた本たちをそのままレジに置いていた。

暖房の効かない車内で駐車場から道路に合流しようとしていたら寒さで冷静になってきた。6,000円。休職中のぼくには痛い出費だった。

 


家に到着する間際に、高校時代のことを思い出した。

 

 

 

ウチの高校の著名なOBがスピーチをした。9割方なにを言っていたか覚えてないがひとつだけ今でも覚えていることがある。

 


「勉強は最強の投資だ。なんのリスクもなくて得しかない」

 

 

 

車内の暖房が巡ってきた。

この再生紙たちから一滴残らず知識を搾り取ってやろうと思った。