若手社員の逃げ場

仕事で辛いことから現実逃避して、気持ちの休まることを書きたいです。

ドラマ「結婚できない男」の1人による熟成

 

 


年始あたりから「結婚できない男」と「まだ結婚できない男」を観ました。阿部寛さん演じる主人公は50歳を超えてもまだ結婚できない様子。両作ではそんな彼の日常とトラブルが描かれています。この記事では「結婚できない男」のネタばらしをするのでご注意ください。

 


続編の「まだ結婚できない男」にて日本の50歳以上の未婚率が男性は約20%、女性は約15%と映し出されました。男女でそこそこ数値にバラつきがあるのが興味深いです。女性の方が結婚に関心があるんでしょうか。

 


結婚が必ずしも正義、だとは思いませんが人とのコミュニケーションを蔑ろにすると世間一般の"あたりまえ"とズレてきてしまう。逆に人とのコミュニケーションばかりに目を向けてしまうと、今度はなんの面白味もない普通の人が生まれてしまう。このドラマを観ていると阿部さんの一挙手一投足に笑ってしまうようになる。

 


1人で神社を巡り、模型を作って、犬を飼う。ずっと1人で過ごして拗れてはいるものの、家庭用の流しそうめんをしただけで「後、50年は1人で生きられるな」と笑う。

 


彼のコミニケーションは「言葉のキャッチボール」どころかドッヂボールかもしれない。しかし、そのボールを受け止められた時に強く響くのである。