若手社員の逃げ場

仕事で辛いことから現実逃避して、気持ちの休まることを書きたいです。

言葉の役割

 


言葉の起源についての話をyoutubeの「Historia  Mundi」チャンネルで学んだ。

 


リーダーからの指示を部下たちに伝えるためにできたそうだ。それから気の遠くなるような時間がたった今も上司からわたしたちに指示が与えられる。

 


しかし上司は自分が思い描いていたものと違ったものを出されて怒る。ぼくの読み取り能力の欠如か、上司の表現力のなさからなのか。

 


例えば、朝。目が覚めたときに壮大な夢を見た気がして文章になおしてみる。すると、Netflixに売り込もうかとまで考えていた大作が支離滅裂でなんだか化かされたような気分になる。

 


脳内にあるアイデアは素晴らしくて独創的で貴重なもののように思える。しかし言葉にしてみると矮小な姿になる。言葉とは制限である。夢の大作ストーリーはぼくの日記に眠る。与えられた言葉を組み立て直してみても上司の脳内にあった的確な指示は経験不足の若者によって形を保てない化け物にされる。

 


しかし言葉は同時に架け橋になる。ぼくの考えを伝えると言葉が返ってくる。人の脳内をみようとしてぼくはその言葉を待つ。