「センス8」の自分の世界
Netflixのドラマ「センス8」を観はじめました。
マトリックスのウォシャウスキー姉妹制作のドラマで、8人の主要キャストの五感が共有されるSFドラマ。
その第1話ですきになったセリフを紹介します。
むき出しの神経みたいに感じやすくて
現実逃避ばかりしていた
音楽や書物、薬に
没頭することで自分を世界から隔離した
壁に守られているようで安心できた
でも同時にどうしようもないほど孤独でもあった
音楽や書物や薬。ぼくだったらそこに映画と酒が加わる。これらは消費してるだけであれば、ぼくを傷つけることはない。自分が関わることができない人たちの話が展開されたり、自分自身の感覚が薄まって現実の辛さから逃げることができる。
逃げてばかりじゃダメだと気がついて外に出たら、滅多刺しにされる。それでも壁の外で通じ合えることが極々稀にある。逃避に使っていた本や映画の趣味が合った時である。逃げているのはぼくだけじゃない。逃げまわりながらも果敢に戦ってる人がいる。傷ついて壁の中に戻って、また現実逃避をした後に壁の外へ出てくる。現実逃避をしている間は孤独だ。しかし、孤独も分かち合えるのだ。