若手社員の逃げ場

仕事で辛いことから現実逃避して、気持ちの休まることを書きたいです。

いい泣きかた

高校時代の友達と飲みにいった。

 


ぼくが会社で泣いたことを話すと「自分も仕事で泣いたことがある」と話す男がいた。

 


彼はメーカーのカスタマ部門で働いており、不具合で契約先に呼ばれることがある、という。

 


その日も謝りにいったが「お前じゃ、話にならない。上司を呼べ」と言われたと言う。

 


会社に連絡し、上司を待つ間、男はトイレを借りて泣いた。トイレから戻ると怒った人は少しだけ優しかったという。

 


男はぼくの泣き方はいい泣き方だという。気遣ってくれての涙だから。男は残業も毎月45時間しておりお金はたくさん持っていて遊びまくっているようだったが、ぼくよりも仕事で苦労していた。それだけ働かされながらも遊ぶ元気が残されている。割り切り方が上手いんだろう。