若手社員の逃げ場

仕事で辛いことから現実逃避して、気持ちの休まることを書きたいです。

会社で泣いた男。労働組合員に指名される。

 


会社で泣いた時に「誰か頼れる人はいないのか」と尋ねられた。

 


ぼくは会社の人間は1人残らず敵だと思ってる。てかビビってる。自分が仕事を出来ない負い目で自らマウントを取られにいっている。後輩ですら自分を脅かす存在だと思っている。

 


じゃあさ、仮に上司と関係が悪化したとするよ?もう頼れないじゃん。上司はぼくのことが頼れなくなってもぼくは戦闘力5のゴミなんで大したことないんですよ。逆に上司は戦闘力53万で周りに1万とか5万とかを連れてるわけですよ。5はペコペコして靴舐めるしかねーじゃん。

 

 

 

しかも、うちの会社はそんな大きい会社ではないんでOJTがないんです。分からないことがあったら大人を頼るしかないんです。無愛想な。佐藤栞里ちゃんと仕事がしてーよ。

 


「今日も気を張って疲れたなー」とか思いながらトボトボ帰っていたところ声をかけられました。ぼくの元上司です。40代で平社員。労働組合の組合長です。仕事中に爆睡し、よくネタにされている人物。

 

 

 

文句ばっかり言われている人物ですが、ぼくはこのおじさんが大好きだ。こんなに穏やかな人は社内において他にいない。ダメな人を見ると親近感が湧く。

 


その人が「探してたよ!」ってほぼ佐藤栞里ちゃんぐらいのテンションでぼくに話しかけてきたら嬉しいじゃないですか。

 

 

 

労働組合員になってくれない?」

 

 

 

その人は佐藤栞里ちゃんじゃなくてちゃんと汚いおじさんだった。周りにヘコヘコして主張できない人なんか組合員にしちゃいけない。ぼくの会社には敵しかいない。