若手社員の逃げ場

仕事で辛いことから現実逃避して、気持ちの休まることを書きたいです。

部署異動

 

会社で部署異動になった方の話題が出た。元々ぼくの部署にいた40代のおじさんで勤続年数は社内的にみても長いが勤務時間中に寝てしまう為かヒラ社員のままである。

 


同期の男とぼくの部署の話題になると大抵、その人が話題に上がる。

 


残業時間に上司たちが話してる中でもその人の文句を言っている。

 


誰からもおじさんは評価されていないかもしれない。

 


でもぼくはわからないことがあるとおじさんを頼りにいく。

会社に長いこといるため「この時はこうした。あの時はこうした」と過去の事例をきけてタメになる。物腰も柔らかだ。おじさんの話を聞いてると穏やかな気分になるし、当人も穏やかな気分になったのか喋ったまま寝ていた。

 


部署異動は残酷だ。残酷だと思う。

 


ドラクエジョブチェンジしても1レベルに戻される。仲間がいないとまともにモンスターを倒せない。上級職になってもその職がこなせるか分からない。入社当時からコツコツと貯めた経験値はそのジョブ、その部署でこそ光るものではないのか。

 


部署がかわって自分でも気づかない才能に気づくかもしれない。ダーマ神殿のおじさんはぼくにどんな職を与えるのか。