若手社員の逃げ場

仕事で辛いことから現実逃避して、気持ちの休まることを書きたいです。

人工臓器で自分の命を永らえらせるとそれは自分じゃなくなるか。

 

人は細胞はどんどんかわっているという。数年前のぼくはほとんど残っていないだろう。数年前のぼくはひたすらバカだった気がする。なんなら2年前。1年前でもぼくはバカだった。

 


小さい頃のぼくは人を頼るのは悪だと思っていた。誰にも頼らずに、自分で対処出来れば迷惑もかけなくてなによりだと。

 


そんなことが可能なはずがない。今日、スーパーで買ってきたキャベツだって自分で作ろうと思ってもタネを植えればいいか苗を植えればいいかが分からない。この文字を打ってるスマホだってどんな構造をしてるのか、想像すらできない。1人でできるようになるのが大人じゃない。1人でできるようにじっくり導いてあげるのが大人だ。

 


今の世の中は効率だかなんだかを気にし過ぎて大人が子どもをじっくりみれなくなっているんじゃないか。子どもが大人を頼ったときだけ力を貸してやるのは効率がいいかもしれない。でも、それがないほうがいいに越したことはない。そう思ってぼくは大人を頼ることができない。20歳近く歳の離れたおじさん達となんの話をして繋げればいいんだ。

 


昔、営業の仕事をしてるときに教えてもらった「雑談のなかに商売の話を混ぜるんだよ。」もう少し趣味の近い人だったらなあ。ぼくの一部がちょっとだけ含まれているような。

 


これが人類補完計画である。