若手社員の逃げ場

仕事で辛いことから現実逃避して、気持ちの休まることを書きたいです。

志村けんさんの「お酒の話」

 

 


志村けんさんは大のお酒好きで、亡くなる前は千鳥の大吾さんとよく飲んでいたそうだ。そんな志村さんのお酒にまつわる言葉で大好きなものがある。

 


「人間って酔うと嘘をつけなくなる」

 


ぼくはあまり口数の多い人間ではない。しかし人と話すのはすきだ。たくさんいろんなどうでもいいことを話したい。それでもなんて話しかけていいか分からないので話しかけられるのを待ってるだけだ。周りに話している人がいると混ぜて欲しくなる。近づくことはできないので遠めから聞くだけだ。距離が離れているのでなにを話してるのかはわからない。わからないが、自意識が高いのか、自分の話をされているように思ってしまう。しかも、悪口を言われているような気がする。そんな会話の中に入って「ぼくの悪口を言ってたんですか?」と尋ねても恐らく嘘をついてテキトーにあしらわれるだろう。大人なんだからぼくに不快感を持っていたとしても直接悪く言ってくることはない。

 


しかし、酔っていたら話は別だ。その悪意を直接ぶつけてくるだろう。そして、それは後のことが気にならないぐらい酔っているからできている行為のハズなのでぼくもそれに対して強く反抗しても許されるべきだ。本音でぶつかり合うことができる。反抗じゃなくても「ぼくはこんなにあなたのことを想っているのに」とヒステリックに悲しむこともアピールできる。恥ずかしさなしに。お酒は普段全身を包んでいるオブラートを剥がす。だから安心して本音をぶつけ合うことができるのだ。