若手社員の逃げ場

仕事で辛いことから現実逃避して、気持ちの休まることを書きたいです。

諦める

 

 


昨日の保険の先輩とサイゼリアに行った帰り際。先輩の同期の話になった。ぼくの会社の中で特に忙しく働いている人で「仕事人」といった言葉が似合う。

 


先輩はお金を求めた。ぼくは平穏が欲しい。先輩の同期は仕事に生きている。

 


先輩は同期のことを「色々諦めた人」と表現した。外注の人の図面に不備があっても、それを指摘することなく自分で直してしまう。だから仕事の時間が膨れ上がっている。しかし、自分でやった方が確実なんだろう。他人のことを信用していない。信用することを諦めたのだ。

 


ぼくは平穏のために周りに反抗することをやめた。反抗どころか可能な限り、周りとコンタクトを取らないようにしている。居心地の悪さを感じるが不要な仕事はやってこないし、怒られることも少ない。仕事がこなせるようになるのを、どこか諦めているかもしれない。

 


先輩はお金のために休みを犠牲にした。土日も契約が取れそうな人とアポをとって話をしている。給料は出来高払いなのでそこでも契約を取れたら大きいだろう。休みを諦めている。

 


なにかを得るためには、なにかを犠牲にしないといけない。そう思う。多分それは、自分の至らなさを、なにか他の分野でカバーして欲しいと願う、慰めの発想だ。平穏のために、本当に叶って欲しいものの為になにが出来るか。自分の行動はそれに向かう上で適切なのか。なにかを犠牲にしないと幸せになれないのか。

 


幸せになりたい。