普通であろうとすること。
ほぼ日刊イトイ新聞。テルマエロマエの作者、ヤマザキマリさんの記事を読みました。
ヴィオラ奏者のお母さんと北海道で育ったヤマザキさん。女の子っぽい遊びはせずに木登りをしたり、みんながジャージで登校している中で私服を着て登校します。
周りからは変わり者認定されながらも、それを非難されることはありませんでしたが、ヤマザキさん自身は「普通になりたい」と思うこともあったそうです。
ぼくも自分が目立たないように普通でいようとしました。
出る杭は打たれる。人と違うことはヘイトを集めることだと思っていました。服は無地のものを選び、大皿料理はなくなりそうになったら取り皿に移す。分かっていることが問われていても手をあげることはない。
枠に収まるようにしていたらどんどん自分が小さくなっていった。やらないことが増えてできないことも増えていった。
小さい時はぼくのことを馬鹿にするヤツがいた。もう馬鹿にするヤツはいない。馬鹿にされないように逃げていたら誰もいないところまで来てしまった。
枠からちょっと出てみる。誰かがぼくを見つけてくれるかもしれない。
世界をつくってくれたもの。ヤマザキマリさんの巻 - ほぼ日刊イトイ新聞
https://www.1101.com/foundation/yamazakimari/2018-08-27.html