若手社員の逃げ場

仕事で辛いことから現実逃避して、気持ちの休まることを書きたいです。

デスストランディングの不便な優しさ

 

 


小島監督がゲストの星野源オールナイトニッポンとアフターシックスジャンクションを梯子して聴いている。

 


ぼくはプレイ時間が10時間ちょいで、今はレイクノットシティに到着した。

 

 

 

ラジオを聴いていると他のプレイヤーも思いやりを感じながらプレイしているようだ。

 


小島監督

 


「哺乳類なんだからDNAから優しいんだ。」

「不思議なもんで人に優しくされると全然違う人にも優しくしちゃう」

 


と話す。

 


このゲームは小島監督の優しさだ。

 


ゲームで通り道に大きな川が立ち塞がったことがある。どうしたもんか、と周りを見るといくつか橋が架かっていた。ぼくの位置から橋を作れば全てが繋がる。ぼくは既に造られた橋の優しさにあてられて大量の物資を投入して新たな橋を作っていた。

 

 

 

このゲームはいいねがもらえる。役に立つ建造物なんかを造るともらえる。ただ、SNSで投稿したつぶやきがすぐさまいいねされるような、はやさはない。ぼくが梯子をかけるとしばらくして重たい荷物を持った他のプレイヤーがのそのそやってきて梯子を使ってはじめていいねされる。

 


小島監督はこのゲームは手紙だ、と言った。

 


受け取った相手を想って書き、数日後に読みながら書いてる相手を想う。ネットでメッセージは数秒で届くようになった。しかし、誹謗中傷して批判をする。「炎上」なんて概念は手紙の時代にあっただろうか。手紙のように相手を思いやる時間が必要なのだ。

 


メールの時代のあの頃。

YUIも歌ってた「返事はすぐにしちゃダメだって」

ぼくは余裕のある男のフリをして一晩中メールの内容を考えて翌朝、当たり障りのない内容を送っていた。素っ気ない手紙が数秒で帰ってきた。