若手社員の逃げ場

仕事で辛いことから現実逃避して、気持ちの休まることを書きたいです。

とんねるずタカさんからみた小木くん

 

 

 

 

実家に住んでいた時、家族で1番笑ったのが「とんねるずのみなさんのおかげでした」だ。

 


ぼくは親父と30歳も歳が離れている。そうなると観たい番組が違ってくる。めちゃイケとかエンタでぼくが笑っても親父のリアクションは薄い。ぼくもなんで寝る前にわざわざ暗いニュースを見たがるのか訳が分からなかった。

 

 

 

ぼくらが唯一、同じ瞬間に笑うのが「みなさん」だった。

 


そのタカさんがバナナムーンに出た。

 


おもしれえんだ。

「曲をかけたら帰る」なんて言いながら番組が終わるまで居て。

 


終盤に「今のバナナマンはどう思いますか」とリスナーから質問がきた。

 


タカさんの答えは

「いつのまにか売れてた。」

 


番組に出はじめた頃は全くとんねるずに刺さらなかった。ただ、いつしかとんねるず特有の無茶振りをしっかり返してくるようになる。規定演技をやり、自由演技をさせると抜群の演技をする。それがバナナマン

 


そして、おぎやはぎ有吉弘行だった。

 


なかでも小木くんはタカさんからのあたりが強かった。タカさんの心の中は分からないが、小木くんは本気でそれを嫌がってたように見えた。

 


でもぼくらは知っていた。小木くんの爆発力を。そしてそれはタカさんも同じだった。

 


「小木なんて奇跡だ。なんでその落ち方するの」

 

 

 

「タカさんが過去に戻れるとしたらいつがいいですか」とリスナーに聞かれた。

 


タカさんは学生時代に戻ってもっと本気で野球に打ち込みたい、と言った。

 

 

 

ぼくはあの頃に戻ってまた家族とみなさんを観たい。

同じ瞬間を笑いたいんだ。