祖父殺しのパラドックスと自由意志
別冊Newtonの「時間とは何か」を読みました。物理学からSF、心理学に至るまで、あらゆる角度から時間について書かれています。
中でも興味を惹かれたのが「祖父殺しのパラドックス」なる言葉。これはタイムスリップに関する矛盾を指す言葉で、タイムスリップをして祖父を殺害した場合、自分の存在に矛盾が生じるというもの。
ここから生まれる説の一つがこの殺害を防ごうとするものが現れるというもの。この阻止しようとする存在も歴史に折り込み済であればパラドックスは起きない。つまり、自由意志などないことになる。
これからの未来はもう決定されているのかもしれない。
デスノートであらかじめ自分の死ぬ日付を書いて無茶な行動に出るシーンがある。ゴールは決まっている。だからふざけてボールを運んでやる。