若手社員の逃げ場

仕事で辛いことから現実逃避して、気持ちの休まることを書きたいです。

古代の健康法

 


去年の健康診断でひっかかった。酒を飲み過ぎて肝臓の数値が悪かったのだ。そこから健康意識が生まれて二日酔いになる度に意識が高まるのだった。

 


二日酔いに何度もなると食べ物の好みも変わってくる。やたらと薄味のさっぱりしたものを欲するようになる。ミックスフライ定食よりもレディース定食が食べたい。

 


鈴木祐著「最高の体調」を読んだ。

 


「人類は600万年に渡って狩猟採集生活を送ってきた。人類は進化の過程で古代の環境に最適化されてきた。」

 


古代に最適化された体と現代の生活とのギャップによって苦しんでいるんだ。古代の生活に近づけていけば健康になれる。

 


「古代に住む狩猟採集民族の生活は」というと労働時間は1週間に12〜19時間。あとは踊ったり家族や友人とコミュニケーションをとっていた。

 


古代の環境ではグループからの離脱は死を意味した。「人間関係が希薄な環境」に対応するためのシステムは備わっていない。孤独は自分の生命を脅かす。

 


グループ内のコミュニケーションが生活の中でかなりの時間と意味を持っていたのだ。

 


グループでのコミュニケーション。つまり、飲み会である。飲み会こそ最強の健康法なのだ。楽しくてやってるつもりだったが、体が求めていたのだ。家に着いて孤独感を強く感じるのは体が緊急信号を発しているからだ。飲もう。健康のために。そしてきっと二日酔いになってまた健康を考える。