若手社員の逃げ場

仕事で辛いことから現実逃避して、気持ちの休まることを書きたいです。

遊べない有給

 


ゆうちょダイレクトのお客様番号を聞き出すために有給を使って郵便局にきた。先日、ダイレクトの番号を知らせてもらうようにネットで申込用紙を印刷して郵送した。なかなか返信が来ないため電話したところ「登録している住所と申込用紙に書き込んだ住所が違うため申込を受理できない」とのことを言われた。たまたまゲームをしてる最中に電話がかかってきた。ゲームを離れて電話してしまうと対戦に負けてしまうので受け答えが雑になる。住所が違うなら今の登録してある住所を教えて欲しいと頼んでも教えてくれない。今の住所で登録されているのか確認も出来ない。ゲームもあるし諦めて電話を切る。

 


その2週間後の本日。有給を取得して郵便局まで出向いた訳だ。郵便局に特に用もなかったので引っ越してからは最寄りの郵便局を使ったことがない。マップアプリで探し出した郵便局に車でいく。到着地周辺で異変に気づいた。車がギリギリ2台通れる道で3台続いて一時停止している。そこで2台、対向車をやり過ごして道を進む。小ぶりな郵便局には車が2台。他に駐車場はない。駐車場から漏れた車が路肩に止めていたのだ。

 


ぼくはそこに停車する気になれずコンビニに寄って他の郵便局を探す。カーナビで検索すると近辺にいくらでもあった。検索の一つ目に固執する必要はなかった。みっともなく車を止めることもない。悠々と駐車場の広い郵便局に行ってやろう。別の郵便局を目的地にしようとすると予約制駐車場の項目があった。ひょっとしてここもマトモな駐車場がないのか。いけないいけない。沢山候補地があるんだからヤバそうなところは避けて行こう。

 


上から5つ目まで候補地を調べてみた。全ての郵便局で予約制の駐車場を勧めてきた。そんなに都会じゃないぞここは。基本的に飲食店もコンビニも駐車場がついている。それなのに郵便局に限ってなぜここまで駐車場がないのか。そもそも予約制駐車場とはなんなのか。その正体を知るべくナビアプリをイジってみる。ネットサイトで車のナンバーとクレジットカードを登録すると指定の駐車場を使用できるというものだ。ここまで調べたし、今日中に手続きを完了させたいので予約をした。郵便局ではなく予約した駐車場をナビに入れて車を発進させた。

 


駐車場が見つからない。ナビは住宅地にぼくを導くと道案内をやめた。不安になって停車すると予約サイトを再び開いた。サイトには一般住宅の写真が写されている。どうやら業者ではなく家に車を止めるスペースを余分に持っている一般の方が場所を貸して副収入を得るようなビジネスのようだ。しかし、携帯に表示された家が見つからない。コインパーキングの看板みたいな明確な目印が一切ないために見つからないのだ。住宅地を徐行でウロウロしてようやく発見した。他人の家なので止めるのに若干の遠慮があった。

 


郵便局で住所変更とゆうちょダイレクトの登録情報を確認しようとする。住所変更はサラッと終わって登録情報の確認である。これが電話窓口同様教えてくれないのである。身分証と通帳を持ってきてなんで教えてくれないのか。理解できない。再登録の申し込み用紙を渡されて郵送するようにいわれた。融通の効かないサービスだ。こう言った手続きが面倒でネット上で引き下ろし情報の確認できるサービスを使ってたのにそれが利用できなくなるし、もう一度使うためには面倒なやり取りが生まれる。

 


納得できずに外に出ると目の前によくあるなんたら会社のコインパーキングがあった。