若手社員の逃げ場

仕事で辛いことから現実逃避して、気持ちの休まることを書きたいです。

結婚式のケーキの意味

 


アラサーにもなると結婚の話を振られることが多くなる。というかこっちからも結婚のことを聞いたりするので、そりゃ多い。周りが結婚しはじめて現実味が増して興味が湧いたのだろう。なぜこの不安定な時代に結婚したのだろう。なにがきっかけだったのだろう。同棲と結婚は違うのか。関係性に変化はあったか。疑問は尽きない。

 


先日のオードリーのオールナイトニッポンにて若林さんが「知り合いのディレクターの司会をした」と話していた。そこで知ったのだが、結婚式のケーキは「ケーキ入刀」をしたのちに食べさせ合う、この行為にあるメッセージが込められているそうだ。

 


男性から女性に食べさせる意味は「メシに困らないくらい稼ぐ」という意思表示であり、女性から男性に食べさせる意味は「美味しいご飯を振る舞う」という意思表示だ。普段からテレビの仕事が多い若林さんはテレビの気遣いが抜けずに『今どきこんな男女差別的なことを言っていいんだろうか』と思ってしまったそうだ。

 


ぼくは同棲しながら働いて毎食の料理を用意している。稼ぎと食という意味で、ケーキに込められた想いが既に1人で完結してるのである。結婚式のケーキ入刀にどう臨めばいいのだろうか。ぼくの彼女も自身の稼ぎでケーキを買って頻繁に食べている。男性の役割を既に果たしている。ケーキ入刀が時代にマッチしなくなっているのかもしれない。では結婚はどうなのだろう。ケーキ入刀のようにその位置づけはかわっているのか。ケーキよりも和菓子が美味しくなってきたのだが結婚を急いだ方がいいのだろうか。疑問がふえた。また結婚の話をすることになりそうだ。