若手社員の逃げ場

仕事で辛いことから現実逃避して、気持ちの休まることを書きたいです。

トムブラウンみちおさんにホッとさせて貰えた話

 


伊集院さんがトムブラウンの2人を「数年後に捕まっても驚かないし、捕まらなくても驚かない人」と称していた。捉えどころのない狂気を持っている2人だと思う。

 


先日、トムブラウンがオールナイトニッポンの週替わりパーソナリティをしていた。漫才やバラエティ番組での彼らを目にしたことはあるものの、素の彼等を知らない。「みちおがいいそうなことbot」のイメージが1番強くてネタの掴みばかりに目がいくが、どんな人たちがあのネタをつくっているのか気になって彼らのラジオを聴いてみた。

 


今回で3度目のオールナイトニッポンだそうだが、驚くほど真面目であった。過去の放送に反省をして、ラジオの放送がある深夜までなにをしていたか、なんて平和な話をしている。かと思えば「ソーシャルディスタンスの明確な基準があやふやだから」と無人島でライブをすることを発表した。オペラグラスが必要な距離で声も届かないため、希望者にはネタの台本を売ってくれるそうだ。ふざけた企画なのかと思ったがリスナーがイベントに際して「無茶な提案」をすると布川さんは強い言葉を使って怒っていた。怒り方が自然すぎて、ネタなのか本気なのかわからないところが怖い。

 


みちおさんはコロナ禍で、ウィスキーを冷凍庫で冷やして飲むことにハマっているらしい。冷たいウィスキーを飲みながら100円均一のアロマキャンドルを焚いて、ビートルズのレットイットビーでヘッドバンキングするそうだ。みちおさん自身もその異常性に薄々気づいているようだが、伝えたかったことは「コロナ禍で変になっても大丈夫だよ」と言うことらしい。

 


コロナ以前を思い出すのが難しくなるほどコロナ禍は続いている。当初はコロナが収まったらなにをしようか考えていたが、今はコロナ禍でもなにか楽しめることはないか、と考えるようになった。その結果、ひょっとすると一般的に見たら変なことをしてるかもわからないし、コロナ前のぼくがいまのぼくをみても変だと思ったりしないだろうか。お酒は控えてるのでヘッドバンキングに相応しい曲はわかってるつもりだ。