若手社員の逃げ場

仕事で辛いことから現実逃避して、気持ちの休まることを書きたいです。

買いたいものはないが買い物はしたい

 


オードリーのオールナイトニッポンにて若林さんが「買いたいものがない」と話していた。ぼくもこれといって欲しいものがない。読みたい本や観たい映画はあるが物体としての"欲しいもの"がないのである。一人暮らしが長くて買った後にその物が部屋を圧迫しないかどうかを考えてしまう。だから出来るだけ電子書籍で本を読むし、家にDVDなど置いていない。

 


しかし、一丁前に物欲はあるのである。毎日、労働力を会社に献上してお金を頂いている。これを紙切れや金属片から交換したいのである。

 


昔はバイト代を何のゲームに使おうか、考えてる時間がすきだった。しかしもうゲームをする体力がない。スマホで麻雀をして「ポン」とか「チー」と口にするだけである。

 


世間もサブスクリプションが現れてから物を所有することが減って、所謂「コト消費」に価値があるとされていたがこのコロナ禍である。楽しめる「コト」がない。

 


朝の散歩をはじめて、平日であっても仕事着以外の服を着るようになった。だから服が欲しい気もするが服を買いに行くのは不要不急の用事なのだろうか。よくわからずによれたシャツに袖を通す。

 


仕事の頑張りに実体を与えて価値を持たせたいのだろうが、今のところスーパーで梅干しを買って夜の食卓に一品足しているところに甘んじて