若手社員の逃げ場

仕事で辛いことから現実逃避して、気持ちの休まることを書きたいです。

ブラックになるもう中学生

 

 


『有吉の壁』を観ていると、芸人さんの新たな一面というか、知らなかった魅力に気づかされる。最近のお気に入りは、もう中学生さんである。ネタで使用するダンボールを燃やして泣き崩れたり、自分のネタをやりつつも(ウケがイマイチだと感じとったのか)オチでハリウッドザコシシショウのマネを入れ込んだりする。

 


エンタの神様やレッドカーペットでみるもう中さんは(個人的には)子ども向けの優しいお笑いをしたいのか、シュールな笑いをとりたいのか、自らのたどたどしさで笑いをとりたいのか分からず、どう笑っていいのかわからない、なんだか不穏な笑いといった感じでその不穏さに惹かれながらも「思い切り笑える」というものではなかった。

 


ダンボールを燃やしたり、人のマネを入れ込んだりすることで、その不穏さが振り切れてぼくは全力で笑ってしまう。もう中さんの素の部分を、強く知りたい、と思いながらも、素の部分を知ってしまうと不穏さがなくなるような気がしてもどかしい。だからぼくは画面にもう中さんが映るのを待ち続けて『有吉の壁』を観る。