若手社員の逃げ場

仕事で辛いことから現実逃避して、気持ちの休まることを書きたいです。

幾何学がよくわからない

 

 


本を読んでいると"幾何学"という学問がよく出てくる。専門書であったり、小説であったり、ところ構わずである。なんとなく数学の、特に、図形分野のことを指しているとイメージしているが、哲学とかにもこの言葉があらわれるので明確に捉えきれていない。得意のWikipediaで調べてみたところその起源がおもしろい。

 


起源は古代エジプトである。古代エジプト人は死んでしまうと神の前で「わたしは人の土地を盗んだことがありません」と誓わなければ冥界行きが許されなかった。なのできっちりと自分の土地と他人の土地を区別する必要がある。ここからはじまったのが幾何学である。

 


なにかとディスタンスが意識される時代である。会社のぼくの席の前には透明のベロベロな布っきれが垂れ下がっている(コンビニやスーパーのレジに設置されているアレだ)。病院で入口が2つあったのでテキトーに選んで入ると「コッチは発熱した患者さん用のものだから入り直してください」と促された。考えなしに3人掛けの椅子の真ん中に座って『ディスタンスが取れないから後から座る人が困るな』と思い、端に移った。空席はあるが『密だな』と相手に思われたくなくて立って待っていることもよくある。

 


幾何学とはこういうことだ。つまり、まだよくわかっていない。