若手社員の逃げ場

仕事で辛いことから現実逃避して、気持ちの休まることを書きたいです。

会社のどこで休憩すればいいと言うのか

 

 


先日、休職中のぼくはカフェで総務部の女性と復帰のスケジュールについて話合いました。負担にならないように少ない時間から徐々にフルタイムで働いていくという算段で日数も抑えてもらいました。大した日数ではないのでその話はすぐに終わりコーヒーを飲みながら雑談になりました。

 


ドラマや漫画の話で盛り上がりましたが、気になったのが「会社での休憩の取り方」の話。ウチの会社では昼休憩の他に数分間の休憩時間があります。現場で働く方たちは休憩時間が予め決められており、まとまってその時間に休んでいます。我々、設計者は自由に休憩することが許されているが、これが問題なのです。だれも休憩してる気配がない。正確には部署によってかわってくる。自分の席で座ってスマホを構っている部署の人間もいるが、ぼくの部署の人間は大っぴらに休まない。

 


総務部の方の話によると「自販機まで飲み物を買いに来て休んでいる人もいる」という。だが、自販機まで途方もなく遠いというわけでもない。自販機に行ったとしても稼げるのはほんの数分だ。なんなら散歩が趣味なので往復1kmぐらいの位置に自販機を設置して欲しい。そして社内の人間に仕事を休んでウロウロしているところを見られたくない。

 


こういう時に喫煙者に憧れてしまう。「ニコチン不足」という理由で喫煙所に立ち寄ることができる。ニコチンが不足してパフォーマンスが低下してしまうなら仕方ない。余程ニコチンが足りないのか、いつ見ても喫煙室にいらっしゃるお局さんもいる。社内に腹を割って話せる人が少ないのも『喫煙者のコミニティーに入ってないからではないか』と疑ったこともある。このことを総務部の方に話すと「やめた方がいい」と言われた。喫煙者には厳しい時代だ。税金は上がり、コロナ対策で駅前の喫煙スペースは使用禁止になっている。25歳になってからタバコデビューするのもなんだか恥ずかしいし、お局さんと2人っきりでタバコをふかせる気がしない。

 


やたらトイレの長い先輩たちもいる。歳の近い先輩たちはタバコをすわないのでここぐらいしか休むスペースがないのだろう。しかし、個室は2つだ。ぼくと先輩が駐在していれば埋まってしまう。開けっ放しの窓からは冬の冷たい風が吹きつける。なによりくさい。

 


勤務時間はずっと気を張るには長過ぎる。またリモートワークで働いている人たちを羨んだ。