若手社員の逃げ場

仕事で辛いことから現実逃避して、気持ちの休まることを書きたいです。

「蟲師 眼福眼禍」の視えてしまう恐ろしさ

 

 


アニメ「蟲師」の眼福眼禍の回をみました。ネタバレを含みますのでご注意ください。

 

 

 

今回は虫によって未来予知ができるようになった女の子の話です。その女性が「先の見えないことがうれしい」というシーンがあります。

 


例えば、ぼくは映画やドラマを見返すことがほとんどありません。すきな作品であっても。それは同じ観る行為であっても初回とそれ以降では全く別の行為になってしまうからです。1度目は鑑賞であっても、それ以外は確認作業になってしまう。内容を忘れてしまっていたら後者の意味合いは薄まってくるが、そこまで間が空いてるとなると記憶が美化されてしまう。だからもう一度観てがっかりしたくないから観ようと思えないのだ。

 


25歳のぼくは現実の先のみえない状況は恐ろしい。しかし、自分の人生がハッピーエンドでそのことを知ってしまったときに心から喜べるのだろうか。何度も観た映画のようにサラッと流れていってしまうんじゃないか。どんな結末を迎えるかを楽しんでいこう。