若手社員の逃げ場

仕事で辛いことから現実逃避して、気持ちの休まることを書きたいです。

「呪術廻戦」の悪役が語る感情の純度

 


昨日、ブログに書かせて頂いた「呪術廻戦」の名言。

気に入った名言2つの内のもう一つ。こちらも第5話から

 


「人間は嘘でできている。表に出てる正の感情や行動には必ず裏がある。だが負の感情、憎悪や殺意などは偽りのない真実だ」

 


感情として負の感情の方が純度が高いと思っている。正の感情には見返りを求める下心が少なからずある。

 


店員さんの何気ない「ありがとうございました」に癒されて、思わずお礼を返すことがある。しかし、ご近所さんには軽い会釈で済ませてしまう。金銭が絡むから、優しく応対して貰えるから正の感情を抱ける。

 


負の感情は普段抑えている。表に出した時に不快に思われてしまうから。「真面目な人ほどキレたら怖い」などという意見が出るのは、滅多なことでは負の感情を出さないから。その人が怒ってしまうようなよっぽどのことをしでかしたのだ。抑えようとしても溢れる自然な想い。そこにはなんの偽りもない。だから負の感情を蔑ろにしてはいけない。

 


逆に、正の感情には偽りが含まれていたり、無理して心遣いをする場面もある。しかし、その労力を向けようと思えるなんらかの理由、必死こいてまで作り上げた感情に価値があると思う。