若手社員の逃げ場

仕事で辛いことから現実逃避して、気持ちの休まることを書きたいです。

ドライブスルーの正義

 


夏の成功は「シーズン中にどれだけレッドホットチキンを食べられるか」にかかっている。一昨日、高畑充希さんが美味しそうにレッドホットチキンを食べるCMを目撃して、夏の到来を感じた。

 


朝ご飯を規則正しい時間にとってコンディションを整える。そして混む前、最低でも11時代に着こうと思って計画を立てた。しかし、梨泰院クラスを観たのがよくなかった。毎回、気になるヒキで終わって予告まで観たら次の話も観なきゃいけない気持ちになる。ネットフリクスはどの作品にも予告をつけて欲しい。

 


時刻は12時過ぎ。確実にケンタッキーは混んでいるだろう。しかし、朝ご飯を規則正しい時間に食べてしまったばかりにお昼にしっかりお腹は減っていた。計画に遅れはあるがもうぼくの気持ちは止められない。車を走らせてケンタッキーに向かった。近所のケンタッキーは他の飲食店と同じ敷地に並んでいて大きな駐車場が用意されている。

 


12時半だったが、まだそこまで列は長くない。最後尾の車がお店の角の辺りに止まっていたのでお店を囲うように、最後尾から90°角度をつけて後ろに止まった。1台分車が進んだのでぼくもついて行こうとブレーキを緩めた。するとクラクションがなる。ぼくが角を曲がって列を進もうとした時に違う車が割り込んで来たのだ。

 


ぼくの軽自動車が前方の車の死角になっていて気づかなかったのだろう。しかし、この店舗はぼくのような形でお店に沿って列を作るのだ。何回もこの店に通ったぼくがいうんだから間違いない。新参の客がクラクションなんか鳴らしてんじゃないよ。ぼくは無視して進もうとしたが、もう一度クラクション。指を銃のような形にして前方を指差している。全くなんの意味か分からない。ガッシュにザケルを撃たせたいのだろうか。

 


メッセージの意味を考えていたらぼくの前を車が通り過ぎて行った。なんなんだ鈴鹿ナンバー。この辺の人じゃないじゃないか。何故ルールを知らないのにそこまで強気になれるのか。ぼくは何とかこの大悪人に倍返ししたかったが自分も悪事を働かない限り、コイツを見返すことは出来なかった。ぼくは、いや、正義は無力だ。  

 

 


帰りに違う車に前方を塞がれて身動きが取れなくなりました。